おくやみのマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜知っておきたいホテル葬のこと①〜

2022.11.14

ホテルで行われる儀式と言えば「結婚式」という人がほとんどだと思います。結婚式以外に「葬儀」も行うことができます。有名人の方で「お別れ会」というのを耳にしたことはありませんか。近年は、様々なスタイルのお別れ会で利用する人が増えています。

 

【ホテル葬とは】

近親者だけで通夜、葬儀、火葬を済ませ、その後にホテルの会場を利用して改めて追悼式典や立食パーティーのような形でお別れ会や偲ぶ会などを行うことをホテル葬と言います。

ワイドショーなどで芸能人の「お別れの会」の様子が放映されることがありますが、その様子をイメージするとわかりやすいかと思います。

近年では、葬儀に対する価値観も変化し、自由に選べるようになってきています。その中でホテル葬というのも人気になってきました。

 

【ホテル葬の流れ】

一般的に親族が亡くなると、通夜、葬儀、火葬をして、告別式を行うという順番で行われます。その告別式の代わりに「お別れ会」としてホテル葬を行います。

ホテル葬のほとんどが無宗教葬儀として行われるお別れ会です。ですから、一般的な仏式葬儀とは異なります。

①開式

司会者による開式の挨拶があります。司会者は、葬儀社やホテル側から手配することもできます。故人の友人や会社側から立てることもあります。

 

②故人の紹介

故人の略歴、功績を紹介します。写真やムービーをスライドショーとして映し出すことが多いようです。

 

③弔辞、弔電

友人代表や親族の代表からの弔辞があります。社葬の場合は、取引先の代表者などからになります。この時に弔電も披露されます。

 

④献奏など

ホテル葬は自由度が高いのも特徴です。プロの演奏者や親族、または友人による楽器演奏や歌などの時間が設けられることがあります。故人の好きだった曲や思い出の曲などを流すことにより供養する気持ちを表します。結婚式の余興のような演出もあり、喪主や会社によって雰囲気は異なります。

 

⑤献花、献灯

参加者が故人に向けて献花または、献灯を行い祈りを捧げます。

 

⑥閉式

司会者が閉式の挨拶をします。

 

⑦会食

参加してくれた人と会食をします。故人の思い出話をたくさんして、供養しましょう。その場所で会食をする場合と、違う会場に移動する場合があります。また、式中に会食が設けられることもあるようです。

 

 

【ホテル葬の費用】

どのような形式で、どれくらいの人数が参列するかによって大きく金額は変わってきますが、大きなホールを借りて、会食を伴うので、100万円以上の金額が必要になることが多いです。

予算を抑えたいという人より、予算はかかるけれど、たくさんの人に故人を偲んで欲しいと願う人におすすめです。

 

 

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