2022.07.11
前回は、納骨するのに良い時期についてご説明しました。
今回は、納骨をする際に事前に準備しておくことについてご紹介します。そのときがきて、焦ってしまうことのないように知っておきましょう。
【納骨までの事前準備】
●お寺に連絡する
法要をお願いする場合は、日程が決まり次第、すぐにお寺に連絡をします。日程がギリギリになってしまうと僧侶とのスケジュールが合わずにまた日程を調整しなければいけないということになってしまいます。塔婆をお願いする場合は、この時に伝えておきましょう。
●石材店に連絡する
お墓がない人でお墓に納骨を希望する人は、新しいお墓を建てます。すでにお墓がある人は、納骨をするまでにお墓に戒名や故人の氏名を彫ってもらいます。タイミングなどによっては完成までに時間がかかることがあるので日程が決まれば、石材店にも早めに連絡をしましょう。
●親戚などに連絡する
納骨に参列していただく人にもスケジュールを空けてもらうために早めに連絡しましょう。
●埋葬許可証を準備する
「埋葬許可証」は死亡届と交換に市町村で「火葬許可証」を受け取ります。その「火葬許可証」に火葬場で捺印をしてもらったものになります。
●その他
・納骨式を行う場合は、その場所にも早めに連絡をしましょう。
・四十九日や一周忌などの法要と同じ日に納骨を行う場合、式の後に会食をするという人もいます。その場合は、会食の手配も早めにしておきます。(法要と同じ日に行わない場合でも家族で話し合って会食をする場合は、準備しましょう。)
また、納骨だけを行う場合でも参列者の人にお茶やお菓子などを用意しておくと良いです。
・お供え物の準備も忘れずにしておきましょう。また、当日に焦ることのないように数珠やお線香、お花の準備も併せて必要になります。用意するものが分からないという場合は、お寺などに確認することをおすすめします。
【当日に必ず持参するもの】
●埋葬許可証
●墓地の利用許可証(埋葬許可証と同様に自治体で発行しています。)
●印鑑
●塔婆(長さ1〜2メートルほどの長い板に戒名、経文、命日、供養日などが書かれています。お墓のそばに立てます。)
●お布施(僧侶に読経をお願いする場合は、お布施を準備します。塔婆をお願いしていたら、この時にお布施とは別に塔婆代も必要になります。塔婆代の金額の相場は、3千円から1万円になります。)
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