おくやみのマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜知っておきたい自宅葬のこと①〜

2022.05.02

葬儀はどこかの式場で行うと思っている人が多いと思います。自宅葬という葬儀の形式を知っているでしょうか。

コロナウイルスの影響によりこの自宅葬を選択する人も増えてきました。今回は、安心して故人を自宅で見送るために知っておきたいことをご紹介します。

 

【自宅葬とは】

式場やホール、会館などで行われるのが「一般葬」であるのに対して、自宅で行われる葬儀を「自宅葬」と言います。

昔は広い平屋建ても多く、近所の人との付き合いも今より盛んであったため自宅に僧侶を招き、近所の人たちと協力しながら執り行うというのが一般的でした。

しかし、現在はマンションやアパートも増え、核家族化が進みました。大勢で集まって葬儀を行うことが難しくなったため今のように葬儀場を借りて葬儀を行うのが主流になりました。

しかし近年、会場の予約が取りにくいことや費用の関係、さらには新型コロナウイルスの影響により自宅葬を検討する人が増えています。

 

【自宅葬の良い点】

●ゆっくり故人と過ごせる

セレモニー会場とは違い、時間に制限がないので時間を気にせずに故人との最期のお別れの時間をゆっくりと過ごすことができます。

 

●住み慣れた場所で最期を迎えられる

故人の遺言として、「最期は住み慣れた家で」と残す人もいます。そんな故人の思いから自宅葬を選ぶこともあります。

住み慣れた自宅であれば、遺族も気を遣うことなく故人との別れをすることができます。

 

●家族のストレス軽減

自宅葬では、部屋の広さや近所のことを考え、式場のように多くの人が参加するのは難しいため、故人と深い関係だった人のみが参加します。そのため、作法や地域のルールに囚われず、葬儀を行うことができます。

また、たくさんの人が参列すれば、遺族も悲しみを抱きながら、多くの参列者に気を遣わなくてはいけません。

深い関係の人だけであれば、遺族もリラックスした雰囲気で葬儀を行うことができ、心的ストレスも少なく済みます。

 

●式場の利用費用がかからない

自宅葬は会場を借りる必要がないので、式場の費用がかかりません。

また、一般葬であれば会食することがほとんどですが、自宅葬の場合は、会食をなしにすることもできます。

一般的な葬儀は、通夜、告別式、火葬などを含めて100万円以上かかることがほとんどです。参列者の人数や会場によっては200万円ほどかかることもあります。

自宅葬であれば、平均40万円から60万円と言われています。

 

 

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