2022.03.14
精進落としのマナー最後は、主催する側が注意すること、参加する側が注意することについてご紹介します。
どちら側になった場合でも、焦らずに落ち着いて対応できるようにしておきたいですね。
【遺族側の注意点】
●出席する人の人数の把握
以前の記事でもお伝えしましたが、精進落としは招待して食事を準備するのが一般的です。参加してもらうとなると長い時間費やしてもらうことになるので事前にお話しして、誰が出席するのかどうか人数を把握しておきましょう。
●席順
こちらも以前ご紹介した通りです。目上の人から順番に奥から座ってもらいましょう。その日はバタバタして、一人ずつ席にご案内することが難しいかもしれません。席次表などを準備しておくとスムーズです。
●挨拶をしてもらう人には事前にお願いしておく
献杯などの挨拶は誰でも急に言われても困ります。してもらいたい人がいる場合は、事前にお願いして了承してもらいましょう。
●飲み物を注いで回るときは目上の人から回る
献杯の挨拶が終われば、遺族の人は飲み物を持って各テーブルを回り、お礼を直接伝えます。このとき目上の人から順番に回ることを頭に入れておきましょう。また、出来るだけたくさんの人にお礼が伝えられるようにしましょう。
●早めに帰る人には車を手配します
予定があり、早く帰らなければいけないという人もいます。その場合は、遺族側で車を手配して、お見送りをしましょう。
【参加する側の注意点】
●故人の死に直結するような話題は避ける
故人との思い出話しは良いのですが、故人の最期の様子など死を思い浮かべるような話題は遺族の悲しい感情が高ぶってしまいます。まだまだ気持ちの整理がついていない遺族の気持ちを考えて話題を選びましょう。
●大声で騒がない
精進落としの場では、お酒が出ることがほとんどです。気が緩んで、あまりくつろぎすぎないようにしましょう。騒いだりするのもマナー違反です。あくまでも故人を偲んで開かれている場であることを忘れずにしましょう。
●先に帰る場合は必ず声をかける
それぞれに食事をしている場なので、伝えにくい場合もあるかもしれませんが、帰る際には遺族の人に必ず声をかけてから、目立たないように退席します。
もし、事前に何時までと分かっている場合は、事前に遺族に伝えておきましょう。
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