2021.01.04
葬儀には色々とマナーがあります。コロナウイルスの影響もあり、家族葬を選ぶ人が増えているようです。今までよりよく耳にするようになりました。今回は家族葬のマナーについてご紹介します。
【家族葬とは】
家族葬とは、亡くなった故人の家族が葬儀に呼ぶ人を限定して、少人数でゆっくり故人とお別れをする葬儀のことを言います。
「家族葬」という名前なので、家族だけの葬儀と思われる人もいるかもしれませんが、親族や故人の大切な人達も呼ぶことができます。
また、似た言葉で「密葬」という葬儀がありますが、この二つは、異なります。
「家族葬」は、お通夜、告別式を行います。
「密葬」は、家族、親族、親しい人と葬儀をした後に、日を改めて、一般の人を呼んで本葬を行います。
芸能人や、経営者などは、この密葬を選ぶ人が多いです。
【家族葬を選ぶ人の特徴】
家族葬は、少人数で行うので、葬儀に呼ぶ人が限定されます。この弔問客の対応ができ、親しい人たちだけで故人との話しをし、最期の時間をゆっくりと過ごすことを大事にしている人は家族葬を選ぶ人が多いです。
また、家族、親族、友人が高齢で長い時間の葬儀が大変だという人も家族葬を選ぶことが多いでしょう。
【喪主、遺族が注意すること】
家族葬は、先程も述べたように、葬儀に呼ぶ人を家族が決めることになります。このことにより最期のお別れをしたいのに呼ばれないという人が出てきてしまうのが一番トラブルになる原因です。
親戚や友人の中には、家族葬に理解を得られない人もいます。
その人たちへの連絡には十分注意しましょう。
・参列をお願いする人への連絡
亡くなったことをできるだけ早く伝えましょう。電話や訃報連絡で伝えるのが一般的です。
亡くなってから、葬儀などの打ち合わせをすることになります。亡くなったことを伝えた後に、日程や時間が決まり次第、再度連絡します。
香典や供花を辞退する場合は、この連絡の時にそのことも伝えます。
・呼ばない人への連絡
葬儀を遠慮していただく場合は、その理由をはっきり伝えましょう。故人や家族の意志であることを伝えれば納得してもらえると思います。
ほとんどの場合は、終わってから報告します。その際に大切なのは、葬儀に呼ばなかった人への配慮です。
呼ばれなかった人の中にお別れがしたいと自宅に弔問しに来る方がいると思います。その時は感謝をしっかり伝え、故人を偲んでもらいましょう。
突然の弔問もあると思うので、葬儀が終わってしばらくの間は、来ていただいた方にお出しするお茶やお菓子を常備しておく方が良いです。
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