おくやみのマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG ~通夜・葬儀でのお布施~

2018.10.15

 

大切な人が亡くなり悲しみに暮れる中、遺族は通夜や葬儀の準備に追われることになります。
その悲しみを癒すためにも、故人に安らかに眠ってもらうためにも、僧侶に読経を頼むことが多いでしょう。
そんな通夜・葬儀の際のお布施を渡すタイミングや相場についてご紹介します。

 

【枕経〜寛骨勤行まで、合わせてお布施をお渡しする】

 

家族親族が亡くなった後、僧侶にお経をあげていただく機会は多いです。
一般的には、枕経(ない場合も有)、通夜、葬儀、還骨勤行(かんこつごんぎょう)といった具合です。
お布施はこれらのお経の度にお渡しするのではなく、まとめてお渡しすることが多いです。

また場合によっては、初七日の法要の分もまとめてお渡しすることもあるようです。
初七日とは、本来亡くなってから7日目に行われるものですが、最近では遠方から集まっている親族や知人の都合を考え、
葬儀の日に合わせて行われることが増えています。

さらに戒名をつけていただいた場合、そのお礼も同時にお渡しする場合もあります。

 

【どのタイミングで渡す?】

 

基本的には、葬儀が始まる前、僧侶に挨拶する時に布施をお渡ししましょう。

法事法要との違いは、間に葬儀社が入っていることが多いことです。
葬儀社に紹介してもらった僧侶の場合は、顔合わせのタイミングにお布施をお渡しすると良いでしょう。
自宅ではなく葬儀会館で行う場合、葬儀社が手配した僧侶の場合も、菩提寺から来ていただく場合も、
葬儀社の担当者が僧侶を控室にご案内するなどの役割を担うことが多いです。
到着の連絡を受けたタイミングで、渡すことができます。

もし、葬儀前に渡すことができなかった場合は、葬儀終了後に渡しても問題はありません。

 

【お車代や御膳料を渡す】

 

葬儀などに僧侶に来ていてだく場合、「お車代」をお渡しするのが一般的です。相場は5千円〜1万円程度です。
こちらで車を手配する場合は、用意しなくても構いません。

また法要後の会食を僧侶がご辞退された場合は、「御膳料」をお渡しします。相場は5千円〜1万円程度です。
御膳を持ち帰りいただける場合は、お渡ししなくて構いません。

お車代や御膳料をお渡しするタイミングは、通夜が終わった後が良いでしょう。

 

【通夜・葬儀でお渡しするお布施の相場】

 

お布施は地域や寺院によって千差万別ですが、相場をご紹介しておきます。
通夜と葬儀と2日間お経をあげていただいた場合の相場は、
関東で20万〜35万円、関西で20万円前後と言われています。

他の親族などに聞いてもわからないときは、直接お寺にお尋ねしても構いません。
また葬儀社を利用する場合は、葬儀社に聞いても良いでしょう。

 

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