2018.08.13
お葬式は故人と最後のお別れをする場面ですから、故人の冥福を祈る気持ちや、遺族の気持ちに寄り添うことが大切です。しかし、マナーを知らず、葬儀、告別式の場面で慌ててしまっては、大切な時間を落ち着いて過ごすことができません。今回はお葬式で知っておきたいマナーのバッグ・靴編です。
【色は黒が基本】
バッグや靴、ストッキングの色についても、服と同様黒が基本です。また黒であればなんでも良いというわけではなく、生地やデザイン、飾りや持ち手などについて、避けた方が良いものがあります。
【オススメの生地、NGの生地】
お葬式のバッグや靴などの生地は、布製が最も適していると言えます。
避けるべきものとしては、エナメルなど光沢があるもの、殺生をイメージする爬虫類の生地です。
昔は革製のバッグや靴は全てNGであるとされていましたが、最近では問題がないとされています、特に靴に関しては多くの方が革製のものを履いているでしょう。
革製品がOKといっても、エナメル加工のものは避けてくださいね。
【オススメのデザイン、NGのデザイン】
無地が基本で、シンプルなものが適しています。
バッグの場合、小さなリボンや黒の刺繍程度であれば問題ないでしょう。光る金具がついていたり、持ち手が金具やチェーンになっていたりするバッグは、本体がいくら黒色でも適していません。
靴の場合は、金具はもちろんリボンなども避けた方が無難です。
【バッグの大きさ】
あまり大きなバッグは見た目にもよくありませんし、他の方の邪魔になってしまう可能性があります。小さめのバッグが適しており、マチ10cm以下×幅25cm×高さ20cm程度が目安です。
長財布を使っている人は入らない可能性がありますので、小さな財布に入れ替えると良いですね。
荷物が多い場合は、サブバッグを用意すると良いですね。総レースのものなどもありますが、あまり派手すぎない黒色のものを選びましょう。
【靴に関する注意点】
ヒールの高さは、3~5cm程度が適しています。高すぎると派手な印象を与え、低すぎるとカジュアルになってしまいます。妊娠中や乳幼児を連れている場合などは、低いヒールでも問題ないでしょう。
またヒールの高さに関わらず、音の響きにくいものを選びましょう。
【最後に】
いかがでしたか?
バッグや靴も服と同じく、黒色でシンプルなものが基本です。靴ぐらいこれでもいいか、と場違いなものを履いていってしまわないよう気をつけてください。ストッキングはベージュでもマナー違反ではありませんが、黒が無難です。また黒は黒でもタイツはカジュアルになるので、できるだけ避けてくださいね。
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