季節の行事マナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜知っておくべき夏至の風習〜

2020.06.01

夏至(げし)とは、1年で最も日が長い日で、太陽がほぼ真上を通る日です。毎年夏至の日は違いますが、今年はいつになるのでしょうか…
今回は、夏至の意味や風習など、知っておくべき昔からの風習をご説明します。

 

【夏至とは?今年の夏至はいつ?】

日本には1年を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という季節の呼び方があります。夏至は、その二十四節気の1つで、立春から数えて10番目の季節になります。
夏至は、ちょうど地軸の傾きと太陽の方向が重なる日と定められています。新暦では6月21日~22日頃とされていますが、年によって少し誤差が出てきます。

2020年の夏至は、6月21日です。

北半球において、1年のうちで最も昼の時間が長くなるため、「1年で最も日が長い日」と言われています。ただ梅雨の時期であるため、そこまで日が長いように感じないかもしれません。
そして、夏至以降はだんだんと日が短くなっていきます。

 

【夏至の日の日照時間】

夏至の日の日照時間は東京で約14時間35分で、もっとも日照時間の短い冬至と比べ、5時間も長くなります。

そして、日本の中でも地域によって変わります。特に北海道と沖縄では大きく違い、北海道では夏至と冬至の日照時間の差は約8時間で、沖縄では約3時間半ですので、同じ日本でも全然違うのが分かりますね。

 

【夏至の日の風習や食べ物】

夏至には全国的に決まった風習はありませんが、昔から地域によっては夏至に特別な食べ物を食べる風習があることをご存知ですか?
これは、田植えの時期に関係があるようです。

昭和30年頃までは、田植えの最盛期が夏至から半夏生(はんげしょう)まででした。
半夏生とは、夏至の日から数えて11日目にあたる日のことを言い、半夏生の頃に田植えが終わると、収穫した食べ物をお供えしたり食べたりする風習があったようです。現在では田植えの時期が地域によって違うので、田植えに関係なく夏至の時期に地域の風習にあった食べ物を食べるようです。

では、各地でどんな物が食べられているのでしょう?

⚫関東
昔は6月上旬に小麦が収穫されていたため、小麦ともち米を混ぜて作る、半「夏生餅(小麦餅)」食べます。

⚫関西
「稲の根がタコの8本足のようにしっかりと地面に張ること」を祈願して「タコ」を食べます。

⚫香川
田植えが終わり、その労をねぎらうためにうどんが食べられてきました。
現在では、毎年7月2日頃の半夏生の日を「うどんの日」としています。

⚫福井
福井県の一部では「鯖」を食べます。江戸時代、福井県では鯖は貴重なスタミナ源とされており、厳しい夏の暑さにそなえ、体力ををつけるために食べられてきました。

 

【夏至に行われるお祭り】

三重県伊勢市にある二見興玉神社で行われる夏至祭が有名です。夫婦岩の前で御祓を行い、夫婦岩の間から昇る朝日を拝みます。夏至の前後1ヶ月だけ朝日が夫婦岩の間から昇ります。

 

【まとめ】

夏至は、日本で大切にされてきた日のひとつです。あまり夏至を意識して生活していないかもしれませんが、今年の夏至は少し風習などを意識して、ご自分の地域の特別な食べ物を食べてみてはいかがですか?

 

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