2021.03.22
春は、新生活が始まるという人も多いのではないでしょうか。
社会人の挨拶といえば、名刺交換です。初めて顔を合わせる時にする挨拶なのでとても大切。社会人として知っておきたい基本のマナーです。今回は名刺交換のマナーをご紹介します。
【名刺の役割とは】
最近では、インターネット上で簡単に連絡先を交換できるようになりました。しかし、ビジネスにおいて初めて会う相手には名刺交換が行われています。
名刺には、名前や連絡先、所属企業などその人の色々な情報が記載されています。
会社員にとっては、その会社に所属していることを証明するものとなります。この紙一枚でビジネスシーンでは信用を得ることになり、安心して仕事の話ができます。
名刺交換は、コミュニケーションの始まりです。会社員同士が名刺交換を行う時は、その会社の「顔」となります。そのため、名刺交換のマナーはとても大切です。
【名刺交換のやり方】
①名刺の準備
名刺交換はスムーズに行う事が大切です。
相手の顔が見えたら、すぐに取り出せるようにカバンから出しやすい場所や内ポケットに入れて、事前に準備しておきましょう。
②名刺を渡す
名刺を片手で持ち、もう一方の手も添えて相手に読みやすい方向で渡します。相手に出すタイミングで社名や部署名、氏名を名乗りましょう。相手よりも低い位置で渡すことで謙虚で丁寧な印象を与えることができます。
この時の注意点は、必ず立って、名刺交換をすることです。名刺交換を複数人でする場合は、他の人が名刺交換をしている間も立っておきましょう。
そして、テーブル越しに名刺交換は行いません。テーブルを挟んでいる場合は、テーブルの横に移動して名刺交換をしましょう。
また、名刺は名刺入れから出すのが基本です。財布やポケットから名刺を出すのはマナー違反になります。
③名刺を受け取る
受け取る際も渡す時と同様、両手で受け取るのがマナーです。
しかし、名刺を渡す時と同じタイミングで渡されるのがほとんどだと思います。その場合は、右手で自分の名刺を渡し、左手で相手の名刺を受け取ります。受け取った後に右手があけばすぐに両手で名刺を持つようにしましょう。
名刺を受け取ったら「頂戴致します。よろしくお願いします。」と一言添えましょう。
「〇〇様ですね。」と復唱することにより、読み間違いで覚えるということがなくなります。もし、読み方が分からない場合はこのタイミングで聞きましょう。
④受け取った後
名刺はすぐに名刺入れにはしまわず、立っている間は名刺入れの上に置きます。椅子に座った後は、受け取った名刺が一枚であれば名刺入れの上に置いたまま机に置きます。複数あれば机の上に並べておきましょう。
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