豆知識のマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜知っておきたい社会人のお酒のマナー②〜

2020.12.14

前回は、お酒の席での座り方や乾杯の時のマナーについてご紹介しました。今回は、タイミングが難しいお酌する時のマナーとこのコロナ禍により、新しい生活様式に合った飲み会でのマナーについてご紹介します。

 

【お酌するタイミング】

最初にビールを頼む人が多いです。

そのお店にもよりますが、大勢の人がビールを頼んだ場合、ピッチャーなどで出てくる場合があります。その場合は、役職順にお酌していきましょう。役職が分からないということがないように事前に確認しておきましょう。

 

2杯目からのお酌は、グラスが空になる少し前がタイミングです。基本的には、先ほどまで飲んでいた飲み物を持ってお酌しにいきますが、お酌する前に「次も○○でよろしいでしょうか。」や「何か飲まれますか。」など一言添えます。

目上の方が手酌するのは失礼にあたります。目上の方のグラスに残っているお酒の量に気を配りましょう。

 

【お酒の注ぎ方】

●ビール

ラベルが上になるように注ぎましょう。

片手で注ぐのではなく、もう一方の手も添えるのが丁寧です。しかし、手の温度でビールの温度が上がらないようにそっと添えましょう。

 

●ワイン

こちらもラベルが上になるように注ぎます。

ワインの場合は、色や香りを確認するためグラスの3分の1まで注ぐのがマナーです。

 

●日本酒

一方の手は徳利の真ん中あたり、もう一方の手は徳利の下に添えて注いでください。相手がお猪口を持ったことを確認してから注ぐのがマナーです。

 

【コロナ禍の会食、飲み会のマナー】

コロナウイルスの影響により、飲み会や会食は難しくなりました。

誰もが想像のしていなかった世界になり、どうしていいのか分からないという人も多くいると思います。

そんな中でも一人一人の注意と工夫でどこかホッとできる時間が欲しいですね。

 

・できるだけ少人数で集まる。時間も短めに設定し、終了時間を守る。

・開催場所に行く前に検温し、体調が少しでも悪ければ参加しない。着いてからも、それぞれに検温や体調チェックを行う。

・お店に入る前に消毒を行う。

・食事は、大皿で取り分けての料理は控える。もし、そのような頼み方をした場合は、最初に取り分ける用のお箸で取り分ける。

・会話をする時は、マスクや口をハンカチで覆うなど、飛沫が飛ばないように注意する。食事する時以外は口を覆っている方が良いでしょう。

・お酒を飲みすぎてしまうと、判断力が低下し、注意力も下がります。飲みすぎないように注意するのが何より大切です。

 

大人数で集まりたい場合や、色々と気を遣いながらの飲み会に抵抗がある人は、オンラインでの飲みかはいかがですか。

人と会話をすることが減り、どこか寂しい時間を過ごしている中で一緒に仕事をする仲間、親しい友人と顔を見て話すこと、声を聞くことはとても良い時間になると思います。

 

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