2020.01.20
前回は、訪問先のお宅に到着してからおいとまするまでのマナーをご説明しました。今回は、営業などで会社を訪問する場合のビジネスマナーをご説明します。
・事前にアポイントをとる
・時間に遅れないように早めに行く(早めに行きすぎるのはNG)
・遅れる場合は連絡を入れる
・訪問先に入る前にコートを脱ぐ
これらのマナーは、お宅訪問のマナーでもご説明しましたが、会社訪問でも同様のマナーです。
では、その他にどのようなビジネスマナーがあるのでしょうか。
【受付をする】
まず、訪問先に着いたら受付をします。
社名、名前、約束の時間、アポイントの相手の名前をしっかり伝えましょう。
【エレベーターのマナー】
エレベーターが来たら、まずは乗っていた人が先に降り、次に待っている人が乗るのがマナーです。待っている時は扉の前に立つのではなく、脇で待ちましょう。
そして、エレベーターは最も目下の人が先に乗り、ボタンを押します。その後に目上順に乗るのがマナーですが、お客さんが一緒の場合は、目下の人の後にお客さんが乗り、その後役職順に乗ります。
また、来たエレベーターにすでに人が乗っていた場合は、目上の人から乗りますが、お客さんが一緒ならお客さんが最初に乗ります。
【会議室や応接室に案内されたら】
会議室や応接室に案内されたら、目上順に入室します。
そして大事なのが座る位置です。座る位置には目上の人が上座、目下の人が下座に座ります。
上座とは入口から最も遠い席であり、下座とは入口から最も近い席のことを言います。基本的には相手に勧められた席に座って待ち、待っている間に名刺入れや資料がすぐに出せるように準備をしておきます。そして、相手が入室されたらすぐに立つようにします。
【名刺交換の仕方】
相手が入室されたら、ご挨拶をして名刺交換をします。
・名刺は両手で持ち、相手に向けて差し出します
・会社名、部署、名前などを略さずにしっかりと名乗ります
・そのまま商談に入る場合、相手の座る順番に机の上に名刺を並べる
会社訪問をする時は、名刺を利用した挨拶がマナーとなりますので、必ず名刺を持って行くようにしましょう。
【退室する】
商談が終わり退室する際は、目上の人から退出します。自分の上司や先輩へのマナーも忘れないようにしましょう。
そして、廊下ですれ違った訪問先の方や受付の方へのご挨拶は当然のマナーですので、覚えておきましょう。
次回は、面接で会社訪問する場合のマナーをご説明します。
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