豆知識のマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜就職祝いのマナー①〜

2019.10.21

就職は、社会人の仲間入りをする人生の大きな節目のひとつであり、親戚の子供や孫が就職するときには、「就職祝い」を贈るのが一般的になっています。
今回は、就職祝いの贈り方やマナーなどをご紹介します。

【就職祝いとは?】

就職祝いは卒業祝いと兼ねることが多いようですが、もしどちらか一つだけをお祝いするなら、就職祝いをします。
就職が決まったことへのお祝いと、新生活への応援の気持ちを込めて贈りましょう。

【就職祝いはいつ贈る?】

就職祝いは、就職が決まって出来るだけ早く贈るのがマナーです。
報告を受けるのが遅かった場合などでも、入社式の1ヶ月前までには贈るようにしましょう。

【誰に贈るべきか】

最近では家族や親族だけではなく、友人や恋人など親しい人に就職祝いを贈る場合も多いようです。
特に厳しい決まりはありませんが、親族に贈る場合は三親等までの親族が一般的です。普段から親しくしているなら、三親等などは気にせずに贈っても問題はありません。

【就職祝いの相場】

・子供、孫  30000円~50000円
・兄弟、姉妹 20000円~30000円
・甥、姪   10000円~30000円
・いとこ   5000円~10000円
・友人    5000円~10000円

【就職祝いを用意するときに気を付けること】

⚫新札を用意する
現金を贈る場合、お祝いごとの際には新札を用意することが一般的であり、大切なマナーです。また、お札の入れ方は、表向きに入れます。

⚫4と9がつく金額は避ける
日本では、4(死)と9(苦)は縁起が悪い数字とされていますので、避けましょう。

⚫祝儀袋、のし紙表書き
・表書き 「就職御祝」 「御就職祝」 「御祝」
・水引  5本の紅白の蝶結び

地域によっても違うので、事前に確認して用意をしましょう。

【おすすめのプレゼント】

就職祝いでは、現金や商品券を贈る場合が多いようですが、プレゼントを贈る場合は品物選びに悩みますよね。一般的には「仕事で使えるもの」がおすすめですが、職種によって使うものが違いますので、相手が仕事中に使えるものを考えて贈りましょう。

⚫スーツを着る職場かどうか…
スーツを着る職場なら、スーツに似合う小物を贈ると喜んでもらえると思います。ただ、スーツを着ないなら小物が必要なくなるので、事前に確認しておくと安心です。

⚫リラックスグッズ
新社会人になり、仕事に慣れるまで体も精神的にもクタクタになってしまうと思います。そんな時に、少しでも楽になれ、ホッとできる気の利いた物を贈ると喜ばれると思います。

⚫相手の趣味や好みのもの
親しい間柄の友人や家族であれば、相手の趣味や好みのものを贈るといいと思います。きっとプライベートタイムが楽しくなるようなプレゼントになり、喜ばれるでしょう。

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