お祝いのマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜神前式のこと②〜

2021.11.15

前回は、神前式とはどういう式なのか。神前式はどのような流れで行うのかについて説明しました。今回は、神前式の衣装の選び方や費用についてご紹介します。

 

【神前式の衣装】

新婦

神前式を選ぶほとんどの女性が和装で結婚式をしたいという人だと思います。

●白無垢

その和装の中でも室町時代から最も格式が高いとされているのは「白無垢」です。白無垢を着てほしいと両親から希望される人も多いようです。色合いも純白から生成りのものまで様々なので、自分に合った白無垢を選びましょう。

●色打ち掛け

花嫁を華やかに見せてくれるので「色打ち掛け」も人気です。色鮮やかで刺繍が入っているものもあり、とても豪華で自分らしい衣装を選ぶことができます。挙式を白無垢で行い、披露宴で打ち掛けだけを変えるという人も増えています。

●黒引き振り袖

江戸時代後期から昭和初期の結婚式で一般的な花嫁衣装として着られていたのが「黒引き振り袖」です。黒地に松竹梅や鶴といった縁起のいいものが描かれ帯が見えるので見た目もとても華やかになります。また黒が入るのでとても引き締まった印象になります。

 

新郎

新郎は新婦の衣装の色合いに合わせて選びます。

●紋付き羽織袴

最も格式が高いとされているのは、羽二重という織り方で織られた黒の羽織です。

黒以外は、色紋付きと言います。新婦の衣装に合わせて色々な色の羽織や袴を選ぶことができます。

 

【神前式の費用】

神社での挙式を挙げる時の相場は、5万〜25万を「初穂料」として神社に納めます。

この「初穂料」の中には、参進の儀や巫女の舞、また控室使用料など最低限のものが入っていることがほとんどですが、必ずではありません。どこまでが「初穂料」に含まれているか事前にしっかり確認しましょう。

そして、神前式でかかるお金はこの「初穂料」だけではありません。

一番高くなるのは衣装代です。ドレスと同様、ランクにより金額の差が大きいです。さらに着付け代や美容代も別途かかることが多いです。衣装の持ち込みができない神社もあるので、持ち込みを考えている人は、事前に確認する必要があります。

全てを考えて、いくつか候補の神社を比較して検討することをおすすめします。

 

また、この「初穂料」は神様への奉納でもあるので、のし袋に入れて、神社に納めます。結び切りの水引で、表に「初穂料」と「両家の名前」を記入します。渡した時に金額を確かめられるように、のりで閉じてしまわないように気を付けましょう。

 

 

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