お祝いのマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜一升餅祝い〜

2020.07.27

赤ちゃんの生後1歳の誕生日、喜びとともに生まれてはじめての誕生日は特別な日ですよね。そんな特別な誕生日には、日本では伝統的な行事「一升餅祝い」というのがあります。
今回は、一升餅のお祝いについてご説明します。

 

【一升餅の由来】

一升餅とは、一升(1.8㎏)のもち米を餅にしたもので、餅の重さは約2㎏にもなります。その一升のお餅を背負わせて1歳の誕生日を祝い、これからの健やかなる成長を祈る伝統行事です。
お餅は昔から出産、誕生、お祭り、お正月などにはかかせない物です。
一升には「一生」の意味が込められていて、一升餅の丸く平たい形には「一生円満に過ごせるように」という意味合いもあるようです。

 

【一升餅背負えなくても大丈夫!】

2㎏の一升餅を意味もわからず背負うことは、1歳の子供なら嫌がって泣き出す子もいるでしょう。でも、背負えなくても立てなくても大丈夫です。

立ち上がれたら…身を立てられる
座り込んでしまったら…家にいて家を継いでくれる
転んだら…厄落としができた

という意味があり、縁起がいい行事ということが分かりますね。

 

【なぜ1歳の誕生日に祝うの?】

毎年お誕生日を祝う習慣が出来たのは昭和25年以降で、それまでは皆一斉に元旦に1歳年をとるとされていました。しかしその時代、医療がまだ整っていなかったこともあり、赤ちゃんが1歳を迎えることは大変なことであったため、1歳の誕生日だけは特別でした。
そのため、特別な行事として一升餅を用いて盛大にお祝いをされていました。

 

【一升餅の他の呼び方】

一升餅には、他にも呼び方があります。地域によって色々あるようですが、今では一升餅と呼ばれるのが一般的です。
では他に、どんな呼び方があるのでしょうか。
・一升餅
・誕生餅
・踏み餅
・背負い餅、しょい餅
・力餅

 

【一升餅の祝い方】

最も一般的な祝い方は、風呂敷に包んだ一升餅を背負わせることです。これも、地域によってさまざまです。「転ばせ餅」といって、転ぶと厄落としになると言われていることから、わざと転ばせる祝い方もあります。
また、「踏み餅」といって、素足やわらじを履いてお餅の上に立たせる祝い方もあり、地にしっかりと足をつけた人生が送れるようにという意味が込められています。
どの祝い方も、けがの無いようお子さまの安全を第一に考え、家族で見守ってあげましょう。また、縁起のいいお赤飯や鯛などの食事を準備して、みんなで楽しく食事をしましょう。

 

【選び取りとは?】

赤ちゃんの前にさまざまなものを置いて、赤ちゃんがどれを取るかで才能や将来の仕事などを占う行事です。最近では、手軽に選び取りができるように、選び取りカードが販売されています。
では実際、どんな物を置くのでしょうか。

・そろばん 「商才がある」
・筆 「学者になる」 
・お金 「お金に困らない」
・箸 「食べ物に困らない、料理人」
・楽器 「音楽家」
・ボール 「スポーツ選手」

 

【最後に】

いかがでしたでしょうか?
「一升餅祝い」には、色々な意味があり伝統的な行事であることが分かりますね。縁起物であるお餅で、1歳のお誕生日祝いを家族みんなでお祝いしてあげてください。

 

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