お祝いのマナー

こんなときいくら包む?~御祝儀 金額編~

2018.04.02

人生の門出のお祝いの席。社会人になると出席する式も増えてきますよね。友人の結婚式には出たことがあるけれども、親族や上司の結婚式は?ご自身の立場や新郎新婦との関係性、年齢で金額は異なるようですが、大体の相場は決まっています。

 

<<一般的な相場の平均>>
■友人:30,000円 ■上司:38,000円 ■親族:64,000円
となっています。
既に結婚している方の場合はご自身の式に参列された際の同額を包むのが基本です。
では細かいランキングを見てみましょう。

<新郎新婦の友人>
1位30,000円・2位20,000円・3位50,000円
ほとんどのゲストが30,000円を包むようです。大人のマナーとして30,000円は包んでおいた方がベターでしょう。

<新郎新婦の上司>
1位30,000円・2位100,000円未満・3位50,000円
友人と1位の相場はかわりませんが、1位と2位とで大きく分かれているようです。上司といえども年齢が近い先輩だと30,000円。より高い役職で年配の方だと30,000円より大きい金額になるようです。

<新郎新婦の親族>
1位100,000円未満・2位100,000円以上・3位30,000円
親族の場合、特に叔父叔母にあたる場合は、金額が高くなる傾向になることが多いようです。年の近い「いとこ」などは30,000円が相場のようです。
ただ、ほかの親族との兼ね合いもあるので、事前にいくら包むかを相談するといいかもしれませんね。

<恩師>
1位30,000円・2位100,000円未満・3位20,000円
学校の先生や、社会人チームのコーチ・習い事の先生などが恩師にあたります。
こちらも年齢や関係性によって金額の幅が広くなります。

<連名の場合>
夫婦や家族で結婚式に招待された際も、一人分のご祝儀金額×人数を包むことが基本です。夫婦の場合70,000円から100,000円が相場のようです。ただ、70,000円は高い気がするが50,000円は少ない気がする、という場合は、50,000円のご祝儀に10,000円ほどの品物を贈ることで失礼のない対応ができます。

 

<<結婚式には新札を包みましょう>>
「門出をお祝いする」「あなたの結婚式を楽しみにしていました」という意味を込めて、新札を包むのがマナーです。銀行や郵便局の窓口で新札に両替してもらえます。また最近では新札専用のATMもあるようです。特に会社関係や親族の場合は事前に用意したおきたいですよね。

 

<<割り切れる数字はNG?>>
「2・4」などの金額は割り切れることから、「別れ」を連想させるためにふさわしくないとされています。また、「9」は「苦」を連想させるので使用しません。しかし最近では「2」はペア、「8」は末広がり、とし縁起が良いとも言われています。20,000円を包む場合は、10,000円札1枚+5,000円札2枚、というように枚数を3枚にするなどの工夫をしましょう。

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