季節の行事マナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜父の日のマナー①〜

2020.05.04

父の日は、母の日同様「いつもありがとう」の気持ちを伝える機会ですので、感謝の気持ちと一緒に喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
今回は、父の日の由来やギフトの選び方のマナーをご説明します。

 

【父の日の由来】

アメリカが発祥の祝日であり、ソノラ・スマート・ドットという女性が牧師教会に「母の日のように父へ感謝する父の日も作って欲しい」と頼みこみ、のちに彼女の亡き父の誕生月である6月の第3日曜日に礼拝が行われるようになりました。

ソノラの父親が南北戦争から復員した後、間もなく母親が亡くなり男手ひとつで6人の子供たちを育てあげました。その父の偉業を称え、「父の日」を申請し、嘆願してから7年後の1916年に「父の日」が承認されました。
実際、国民の祝日として定められたのは、1972年のことです。

 

【父の日の花】

母の日にはカーネーションを贈る習慣がありますが、父の日には黄色いバラを贈る習慣があるのをご存知ですか?
ソノラが父の墓前に白いバラを供えたことから、父が健在であれば赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラを贈る習慣が生まれたようです。その習慣が日本に伝わり、のちに日本では黄色いバラを贈るようになりました。
黄色いバラになった理由は、1981年に設立された日本ファーザーズデイ委員会が「家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のメインカラー」として啓蒙し、黄色いバラを父の日に贈るのが日本での習慣になりました。

黄色いバラの花言葉は、「献身」や「さわやか」ですが、「嫉妬」という意味もあるため、黄色いバラを贈るときには他のお花と組み合わせるといいでしょう。
そして、バラ以外にもヒマワリ・ユリ・ガーベラ・蘭などが人気ですが、その中でも特にヒマワリは人気です。太陽を思わせる黄色い花びらは、「元気」なイメージを与え、父の日のイメージカラーである黄色にも一致しますよね。

〈花言葉〉
・ヒマワリ 「憧れ」、「輝き」、「敬慕」
・ユリ 「純潔」、「無垢」、「子の愛」
・ガーベラ 「希望」、「常に前進」
・蘭 「幸福がやってくる」、「清純」、「純粋」

 

【プレゼントの相場は】

プレゼントの相場は、3000円~10000円ですが、3000円~5000円で贈る方が多いようです。
いずれにしても、父の日のプレゼントは無理のない範囲で、金銭的にも気持ち的にも負担にならないようにしましょう。
気持ちがこもったプレゼントを贈ることで、相手は喜んでくれるはずです。

 

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