2020.03.23
最近では、日本でもイースターを楽しむ人が増え、イースターの時期には、お店にはカラフルな卵や可愛いうさぎがディスプレイされていますよね。
イースターとどのような関係があるのでしょうか…
今回は、イースターとはどんな日なのか、イースターのあれこれをご紹介します。
【イースターって何?】
イースター(Easter)とは、十字架にはりつけられて死んだイエス・キリストが、3日後によみがえったことを祝う復活祭のことをいいます。キリスト教における最も重要な行事とも言われ、自然の生命力がよみがえる春の訪れを祝う日でもあります。
【2020年のイースター】
イースターの日は、春分の日以降で最初の満月から数えて最初の日曜日と決められています。2020年のこれにあてはまる日は4月12日であり、この日がイースターの日となります。毎年違うので、チェックしてみてください。
【なぜイースターに卵?】
イースターのイベントでよく使われているカラフルにペイントされた卵(イースターエッグ)ですが、卵は「復活の象徴」とされています。ひな鳥がこの世に生まれてくるには、卵の殻を破って出てこなければなりません。
イエス・キリストも「死」という殻を破って、この世によみがえったことを象徴するものとし、復活のシンボルとして卵が使われるようになりました。
キリスト教が布教される前から、卵は生命や豊穣のシンボルとされ、飾られたり、贅沢品であった卵をイースターのお祝いのご馳走に添えられることもありました。
【イースターエッグのペイントの意味は?】
カラフルにペイントされたイースターエッグですが、カラフルな卵に込められたそれぞれの色にも意味があります。
・赤
太陽、情熱、希望、幸福
・オレンジ
強さ、持続、大志
・ピンク
成功
・青
空、健康
・緑
豊穣、あふれる希望
・白
誕生、清浄
その他、イースターエッグの模様にもそれぞれ意味があります。
・星
魔除けや厄除け
・太陽
宝作を願うシンボル
・花
美しさを表したり、子宝を意味することもある
・木
生い茂ることから子孫繁栄
・三角
非常に多い模様の一つで邪気を払う
【イースターエッグを使った遊び】
イースターでは、カラフルにペイントしたイースターエッグを使って色んな遊びがあるのをご存じですか?みんなで楽しめるのではないでしょうか。
エッグハントは有名ですが、イースター前夜にいたずらうさぎが卵を隠したということが「エッグハント」の由来のようです。
・エッグハント
家の中や庭に卵を隠し、みんなで卵を探す
・エッグレース
スプーンに乗せた卵を落とさずにゴールまで競う
・エッグロール
卵を割らないように転がす
次回は、卵の次にイースターで欠かせない「うさぎ」についてご説明していきます。
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