豆知識のマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜知っておきたいお守りのこと③〜

2021.10.04

お守りのマナー最後は、お守りの返納の仕方についてご紹介します。

願いを込めて、肌身離さず持っていたお守りを役目が終わって手放す時まで丁寧に扱い、今までの感謝の気持ちを表しましょう。

 

【お守りを手放すのはいつ?】

お守りは、ずっとご利益があるわけではありません。

お守りを手にしてから、1年でほとんどのお守りは、ご利益が切れてしまうとされています。

もし、願いが成就されなかったとしても、1年間持っていたお守りは、厄を受けていてその力が弱まってしまうと言われています。

また、合格祈願や安産祈願などの願いごとが明白な場合は、1年経っていなくてもその願いが叶った時に返納しましょう。

返納するタイミングはありますが、どうしても手元に置いておきたいお守りは、無理に手放す必要はありません。

ご利益はないかもしれませんが、悪いことが起こるということではありません。

もし、手元に置いておく場合でも、授かった神社やお寺に行き、お賽銭を入れるのがおすすめです。

 

【お守りの返納の仕方】

●授かった神社やお寺に持って行く

授かった神社やお寺に自分の足で向かい、お守りを返納し、供養していただくというのが一般的です。

もし、授かった神社やお寺が遠方の場合は、近くの神社やお寺でも同じ宗派であれば持ち込めます。返納の決まりなど、分からない場合は事前に確認すると安心です。

そして、お守りを郵送で返納できるという神社やお寺もあるようです。もし郵送する場合は、無断で送っても対応してもらえないことが多いので、事前に連絡をして、どんな風に郵送すればいいのか手順を教えてもらいましょう。

 

●どんど焼きに出す

どんど焼きは、神社や田んぼなどでお正月のしめ縄やお飾りを焼き、天の神様に送るという行事です。

ここにご利益のなくなったお守りを持って行っても問題ありません。

この場合、お焚き上げとは違うので、供養は自分でする必要があります。

当日に参加できない場合は、「納め所」が設けられていることがほとんどなので、そこに納めましょう。

また、お守りについているビニールやプラスチックの部品は必ず事前に外しましょう。

 

●自宅で焼却する

お守りを自分の家で手放す時は、お清めをしてから可燃ゴミに出します。

ゴミと一緒に出すことに心苦しいという人もいると思いますが、きちんと感謝して、供養すれば大丈夫です。

お清めの仕方は、

①机や床にお守りを覆うほどの白い半紙や和紙を広げます。

②そのお守りに感謝の気持ちを込めて、お守りの左、右、左と1回ずつふります。(塩の量は一掴み程度)

③敷いていた紙でお守りを包む

④お清めが済んだらこの紙ごと袋に入れ、可燃ゴミとして出しましょう。

 

 

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