豆知識のマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜知っておきたい釣書の書き方②〜

2021.09.13

前回は、釣書を書く際に必要なものや、書く内容について説明しました。

今回は、書く時に気をつけたいこと、釣書に同封するものについて詳しくご紹介します。

 

【何で書けば良いのか】

最近では、書類や手紙のほとんどはパソコンで書かれることが多くなっています。

しかし、釣書は手書きで書くのがマナーです。手書きでの文字は、大きさや書き方などで人柄が見えてくるものです。釣書は相手の家族も目にするものです。始めからパソコンで印刷された機械的な文字だと印象がよくありません。

字に自信がある人、ない人がいると思いますが、一文字一文字丁寧に一生懸命書くことで、相手に気持ちも伝わります。

ボールペンでも問題ありませんが、筆ペン、万年筆で書くとより丁寧です。鉛筆やシャープペンシルなど消えてしまうものは避けましょう。

修正ペンや修正マーカーを使うのもマナー違反です。間違えてしまった場合は、もう一度書き直しましょう。

また、何枚か釣書が必要な場合、コピーは使用しません。面倒に思うかもしれませんが、そこからお見合いはスタートしています。一枚一枚気持ちを込めて丁寧に書きましょう。

 

【同封する写真について】

フォーマルな格好をして写真館で撮った写真を用意します。

男性は、スーツでネクタイも着用します。シャツもしっかりアイロンをして、靴や靴下にも気を配りましょう。

女性もスーツやワンピース、振袖も素敵です。

男性も女性も色を使う場合は、自分に似合う色、そして、相手にいい印象を与えるような色を選びましょう。

そして、お見合い写真とは別にスナップ写真も準備できれば普段の様子を見せることができます。

他の友人や異性が写っている写真は避けます。一人、もしくは家族と写っている明るい印象を与える写真を選びましょう。

 

【釣書を渡すタイミング】

お見合いの話が出たら仲人の方や世話役の方に渡します。

その釣書の内容を見て、相手の人はこの先お見合いを進めるか決めることになります。

直接渡すのではなく、仲人の人や世話役の人に渡してもらうので封は開けたままにしておきましょう。

 

【家族書の書き方】

釣書は本人のことについて書きます。

家族書はお見合いの時に必ず必要になるものではありませんが、結婚を前提にお見合いをする人にとってその人の家族のことについて知りたいと思うのは自然なことです。釣書と同封をお願いされることも多いです。

家族書は、本人から二親等にあたる親族までを書くのが一般的です。場合によっては三親等まで記す場合もあります。

書き方としては、両親の名前、生年月日、住所、勤務先、部署、役職などを記載します。そのあとに兄弟姉妹へと続けて書きます。兄弟姉妹が結婚している場合はその相手の情報についても書きます。

今は、簡略化されているところもあります。どこまで記す必要があるかどうかは仲人の人に確認しましょう。

 

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