2021.05.10
海外旅行に行くことになり、始めて知ったという人も多いのではないでしょうか。あまり日本では、馴染みのない習慣なのでどんな時に必要でどんな風に渡せば良いのか困ってしまうという人がほとんどだと思います。今回はチップのマナーについてご紹介します。
【チップとは】
ホテルやレストランなどで働く人から受けたサービスに対して、感謝の気持ちとして支払うお金のことを指します。
気持ちの良いサービスをしてもらった時のお礼の気持ちと考えると良いかもしれません。
国によって、チップというものが習慣になっている国と日本のようにチップが不要な国もあります。
【海外でのチップ】
先ほどご紹介したように、海外といってもチップが必要な国と必要でない国があります。
チップが必要な国では、固定給が低く設定されており、チップが給料の一部として考えられています。ですから、チップの必要な国では気持ち良く旅行するためにも、チップをタイミング良く渡せるようにマナーを頭に入れてから旅行する方が良いかもしれません。
チップがサービス料として料金に含まれている場合は、チップを支払う必要はありません。
【日本でチップを渡す場面】
先ほど紹介したようにチップが習慣になっている国では、当たり前のようにサービスに対してチップを渡すことができますが、日本ではチップの習慣がありません。
しかし、日本でも旅館の仲居さんなどに心付けとしてチップを渡す習慣が残っている所もあるようです。
また通常のサービス以上のことをしてもらった時、特別な配慮をしてもらった時には、感謝の気持ちとしてチップをお渡しするのが大人のマナーです。
チップを渡す場面の例としては、
・時間外にも関わらず、送迎をしてもらった
・部屋を汚してしまった時に対応してくれた
など。
自分が、お礼をしたいと思うサービスを受けた場合は、心付けとしてチップを渡すと良いでしょう。
【渡し方や渡すタイミング】
旅館のお部屋に案内され挨拶が終わり、退出される時にこれからよろしくお願いしますという意味で渡すのが一番スマートだと思います。その時にすぐに渡せるように事前に準備しておくと良いでしょう。
または、特別なサービスを受けた時は、その後に準備が出来次第お渡ししましょう。
チップを硬貨で渡すのはマナー違反です。紙幣を必ず何かに包んで渡すようにしましょう。渡す際には、感謝の言葉を添えて渡します。
注意したいのは、施設の考えから受け取れないスタッフもいることです。二度断られたら、感謝の気持ちだけ伝えチップは控えるようにしましょう。
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