2020.09.14
お墓参りに行ったことがあるという人がほとんどだと思います。しかし、小さい頃から家族と一緒に行き、見よう見まねでお墓参りをしてきて、正しいお墓参りの仕方を知らない人も多いのではないでしょうか。
今回は、お墓参りの基本についてご紹介します。
【お墓参りをする時期】
お盆、お彼岸、命日、お正月、年忌法要が一般的な時期です。
お墓参りは、大切な人やご先祖様の家に挨拶に行くという考えが分かりやすいかもしれません。
なので、進学や結婚などの人生の節目の時も一緒に喜んでもらいたいという願いも込めて、お墓参りに行くと喜ばれると思います。
時期はありますが、お墓参りに行きたいと思うその心が大切です。
会いたい、話したいと思った時に行きましょう。
【服装】
先ほどお話ししたように、大切な人や家族に会いに行くという考えなので、いつもの普段着で構いません。
しかし、あまり派手すぎる服装は控えましょう。
お墓の環境にもよりますが、砂利や芝生が墓地内にある場合も多いので、高いヒールの靴はケガする危険があります。
服装についても掃除がしやすいように汚れても気にならない、動きやすい服装が好ましいです。
【持ち物】
・掃除用具
ほうき、ちりとり、雑巾、バケツ、軍手、ゴム手袋など
・お参りの時にいるもの
数珠、お線香、ライター、お花、お供え物、ろうそく、湯呑など
【お墓参りの流れ】
①ご挨拶
会いに来ましたと心を込めて合掌しましょう。
②掃除
まず、お墓の周りを綺麗にします。
ゴミを拾い、雑草があれば手入れします。
周りが綺麗になれば、お墓の敷地内の落ち葉などを拾い、墓石を綺麗に拭きます。花立てなども綺麗にしましょう。
③お供え
お花、水、お供えものを供えます。
お供え物は直接置かずに半紙や懐紙の上に置くのがマナーです。
④お参り
火のついたお線香を立てます。数珠を持って少し頭を下げて合掌します。順番としては、故人の血縁の濃い人からが基本です。
⑤帰る準備
ろうそくやもちろん掃除で出たゴミも持ち帰ります。そして、忘れてはいけないのが、お供え物です。そのままにしておくと猫やカラスが荒らしてしまう原因になるので、必ず持ち帰ってください。持ち帰ったお供え物は自宅で食べてしまって構いません。
【まとめ】
お墓参りに大切なのは、故人を思う心です。
その人があって今の自分がいるということを改めて感じ、さらに周りの人を大切にしようという心が育ちます。
ぜひ、次の世代に受け継いでいってほしいです。
お墓参りのルールについては、その霊園ごとの決まりもあります。事前に確認して従いましょう。
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