2019.08.26
前回は、お月見の由来やマナーをご紹介しましたが、今回はお月見の楽しみ方も含め、月うさぎについても調べてみました。
【月うさぎとは?】
綺麗なお月さまを見ると、うさぎが餅をついている姿を探してしまいませんか?「月にはうさぎが居て、餅つきをしている」と誰もが一度は耳にしたことがあると思いますが、意外とはっきりしない「月うさぎ」の存在。
なぜ月にうさぎが居ると言われているのでしょうか。
⚫由来
月にうさぎがいるのはインドが起源ですが、うさぎが餅つきをするのは中国が由来しているようです。
昔の中国では、月うさぎは杵と臼を使って不老不死の薬を作っていると考えられていました。それが日本に伝わり「餅つき」に変化したようです。
また、日本では満月のことを「望月(もちづき)とも言い、ここから「餅つき(もちつき)」になったと言う説もあるようです。
⚫月うさぎの存在、他の国では?
日本の月うさぎは、海外ではどのように見えてるのでしょうか?
・モンゴル 犬
・南ヨーロッパ 大きなハサミを持つカニ
・東ヨーロッパ 横を向いた女の人
・アメリカ 女の人の横顔
・ドイツ 薪をかついでいる男の人
同じ月でも、国によって色々な見方をしているのが面白いですよね。
みんなでお月見を楽しむ時に、どんな風に見えるのか話すのも楽しいですね。
【おうちでお月見を楽しむ】
最近では、お月見を行わない家庭も増えているようですが、秋の風を感じながら月を眺める夜は、他の行事にない趣があります。
では、楽しむためにはどのように準備をすればいいのでしょうか?
⚫お月見台を作る
お月見台とは、お月見をする場所のことです。自宅の月が最もよく見える場所をお月見台にしてお供え物を飾り、みんなでお月見を楽しみましょう。
お月見と言えば縁側で楽しむイメージですが、なかなか最近の住宅には縁側が無いですよね。マンションであればベランダや窓辺にテーブルを置いたり、出窓があれば出窓を利用したらいいと思います。戸建であれば、お庭にテーブルを置いてお月見を楽しめたら素敵ですね。
⚫お供え物
準備したお月見台に、「お団子」「ススキ」「収穫物」などのお供え物を飾ります。
お供え物は下げた後、美味しくいただきましょう。お供え物をいただくことで、神様との結び付きが強くなると言われています。
⚫照明を消す
準備が出来たら、照明は暗くして月明かりを浴びてください。そうすると、綺麗な月にびっくりするのではないでしょうか。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
お月見にも色々な由来やマナーがあります。
真っ暗な夜空を明るく照らす月は、昔の人々にとって大切で神秘的なものだったはずです。
一年で最も美しい月を、家族揃って眺めてみてはいかがですか。
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