2021.11.29
結婚式と一口に言っても様々な種類の結婚式があります。「人前式」はご存知でしょうか。今回は「人前式」はどんな結婚式なのか。服装や注意点などをご紹介します。基本的な流れなども含めて「人前式」のことを知りましょう。
【人前式とは】
「人前式」は、教会式や神前式の神様に向かって、結婚することを誓うというのではなく、結婚式に出席しているゲスト全員に結婚の意思があることを誓い、証人になってもらいます。
流れはキリスト教式に似ていますが、人前式は特定の宗教などに捉われずに結婚式を進めることができます。そのため、基本的に新郎新婦の自由に結婚式を創り出すことができるのが最大の特徴であり、人気がある点です。
【自由な挙式】
●会場
チャペルや披露宴会場は人気ですが、新郎新婦の希望であればレストランやガーデン、海やキャンプ場というのも可能です。
招待するゲストが入る会場であれば制約はありません。
●衣装
洋装、和装どちらでも良いとされています。
新郎新婦で相談して着たい衣装を選べます。洋装、和装どちらも着るという選択もできます。
●演出
やってみたいという演出は全て盛り込むことができます。リングリレーなどのゲスト参加型の演出を入れる人も多いです。親族やゲストも巻き込むことによって結婚式に一体感が生まれ、あたたかい式になることでしょう。
また、誓いの言葉も新郎新婦二人で考えることができます。
【人前式の流れ】
●新郎新婦の入場
家族やペットなどと一緒に入場するのも可能です。誰とどんな風に入場するか自由に決めることができます。
●開式宣言
司会者が開式宣言をします。司会者は、プロの方、もしくは友人、両親にお願いしても良いです。
●誓いの言葉
誓いの言葉は新郎新婦で考えることができます。二人で一緒に読み上げても交互に読んでも、良いです。
人前式をする人は、堅苦しい言葉ではなく、新郎新婦二人らしいオリジナリティーあふれる誓いの言葉を選ぶ人が多いです。
●指輪の交換や誓いのキスなど
この指輪の交換も指輪でなくてはならないという決まりはありません。物や手紙という新郎新婦もいます。ゲストを巻き込むリングリレーをやる場合はここでゲストと一緒にやります。
自由に演出を決めることができるので。指輪の交換をやりたくないという思いがある場合は、省略してももちろん問題ありません。
●結婚誓約書にサインをする
この誓約書も自由に決めることができるので、新郎新婦が自分たちでデザインした誓約書を使うことも多いです。
●承認
人前式において大切である出席しているゲストの方に承認をもらいます。一般的な方法は「拍手」ですが、承認の方法も自由に決めることができます。「クラッカーを鳴らす」「リボンワンズを振ってもらう」など二人らしさを表現できる方法を探してみてください。
●閉式の言葉
司会者の人が閉式することを告げ、その後の新郎新婦は退場します。
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