2020.10.05
婚姻届けには、証人の欄があり、名前を書いてもらわなくてはいけません。しかし、誰に頼めばいいのか、迷ってしまうと言う人も多くいるのではないでしょうか。今回は婚姻届の証人について、代表的には誰にお願いすればいいのかなどをご紹介します。
【婚姻届の証人とは】
婚姻届の証人欄に名前が記載されていないと受理されません。
民法739条に詳しく記載されていますが、二人の「結婚したい」という気持ちを確認した20歳を過ぎた成人が証人になることができます。
もちろん条件を満たしていれば外国人に証人になってもらうことも可能です。
それ以外の条件はなく、選ぶ時に特に決まりはありません。
この証人は、「二人に結婚の意思があることを認めます。」というものなので、結婚後に起こる夫婦内の問題や離婚によって、証人が何かしなければならないということはありません。
【一般的な証人】
条件や決まりはほとんどありません。
公平に考え、証人2人のうち1人は新郎から、1人は新婦から証人になってもらうのが一般的です。
しかし、あくまでも一般的な考え方なので新郎側から2人でも、新婦側から2人でも問題はありません。
●新郎の親、新婦の親
両親は今までの自分を一番知っています。両家の親に書いてもらうことによって、お互いの家族に認められ、祝福されているという気持ちになるので、頼む人が最も多いようです。
また、挨拶に行った時など、2人揃って会いに行く機会も多いため、頼みやすいという理由もあります。
●友人
二人の結婚のきっかけを作ってくれた友人がいる場合はその二人にお願いするというケースも多いようです。
また、両親が近くに居らず、時間がなく、入籍の準備に両親に頼みに行けないという人が友人に頼むという場合もあります。
友人にお願いする場合はこれから家族ぐるみのお付き合いになるという可能性も高いです。家族ではないので、お礼と感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
●新郎、新婦どちらかの両親
どちらかの両親が遠くに住んでいて、なかなか頼みに行けない人は近くに住むどちらかの両親にお願いするという人もいます。
しかし、この場合は、お願いしない方の両親に事前に承諾を得ましょう。片方の両親に頼んでいることを後から知ることになれば、あまりいい気はしません。
●恩師や上司
同級生で結婚する、職場結婚という人は、二人がお世話になった恩師や上司にお願いするという人も多いです。
その他にも、親代わりに育ててくれた祖父や叔父などの親戚に頼んだり、今まで喧嘩をしながらも共に育ち、支え合ってきた兄弟に頼むという人もいます。
両親がいる場合、両親以外の人にお願いするときは、事前に報告しておいた方がいいかもしれません。
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