お祝いのマナー

ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜ジューンブライド①〜

2020.05.18

6月はジューンブライド(June bride)の季節ですね。結婚式を挙げる予定の方や出席する予定の方も多いのではないでしょうか。
今回は、意外と知らないジューンブライドの意味や由来、雨の日の結婚式のマナーなどをご紹介していきます。

 

【ジューンブライドの由来】

「6月のジューンブライドに結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝えがあることは有名ですよね。意味や由来について諸説あるようですが、ご存知ですか?

⚫女神ユノ(Juno)
ギリシャ神話に出てくる神主ゼウスの妃で女神ユノ(Juno)は、結婚や出産などの象徴とされる神で女性や子供、家庭の守護神とも言われています。
また、ユノか守っている月が6月で、英語の6月である「June」の語源ともされています。そこから「6月に結婚すると幸せな結婚生活が送れる」と伝えられてきました。

⚫ヨーロッパではとても良い季節
日本では梅雨の時期である6月ですが、ヨーロッパでは1年で1番お天気が安定していて良い季節であることから、結婚式を挙げるカップルが多かったようです。
また、ヨーロッパでは「復活祭」がある時期なので、ヨーロッパ全体がお祝いの雰囲気で多くの人から祝福されるため、6月に結婚すると幸せになれると言われていました。

6月に挙式を挙げることをジューンブライドと呼ぶことが多いようですが、「挙式」でも「入籍」でも問題なくジューンブライドと呼びます。
日本では雨が多い季節ですので、6月に入籍してお天気が安定する別の月に式を挙げる方もいるようです。

⚫結婚が解禁となる月
昔のヨーロッパでは、3月~5月は農作業が忙しく作業の妨げになるため、結婚することが禁止されていました。結婚が許される6月を心待ちにしていたたくさんのカップルが結婚をし、幸せいっぱいの月となったようです。

 

【日本に広まったジューンブライド】

ジューンブライドである日本の6月は、梅雨であり蒸し暑い季節ですので、わざわざこんな時期に結婚式をあげなくても…と、結婚するカップルが少なかったようです。
そこで、ホテルや結婚式場が何とかならないものかと考え、目をつけたのがヨーロッパのジューンブライドでした。そして、「6月の花嫁さんは幸せになれる」と日本にも広まって行き、ジューンブライドの文化ができたようです。

 

【雨の結婚式は縁起が良い】

日本では、「雨降って地固まる」ということわざがありますよね。
「災いなど嫌なことがあった後は良い結果が訪れる」という意味です。
実はフランスにも、「式当日に降る雨は新郎新婦が流す一生分の涙。それを神様が代わりに流してくれる」
「雨は天使。雨の日に式を挙げると神様からの祝福で可愛い天使が舞い降りてくる」というような意味のことわざがあります。
とても素敵なことわざで、雨の結婚式は縁起が良いように思いますよね。

 

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